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癌晴って 読み方わかりますか? [歌舞伎]

癌晴っての読み方わかりますか?


最近巷で流れている癌晴っての読み方ですが
これはがんばってでいいようです。


この癌晴ってという言葉は先日亡くなられた歌舞伎俳優の中村勘三郎さん(本名・波野哲明)
が考えられた造語だそうです。


食道がんを患って手術をされたことから癌に打ち勝つために作られたのでしょう。


その意味は癌を晴らす、がんがなくなり晴々するため頑張るということだそうです。


苦しい中でもこのような造語を作って自分を盛り立ててゆくという中村勘三郎さんの
人柄がしのばれます。


しかし57歳という若さでこれからというときに亡くなられたことは歌舞伎界にとっても
非常に大きな痛手であり損失であることは間違いありません。


本当に歌舞伎が好きであるという気持ちが全身からにじみ出てくるような方であったと
いう印象があります。


常にお客さんを喜ばせるという視点のぶれない素晴らしい方であったと思います。


本当に癌晴って欲しかったですがどんなにすごい方であってもこのような病魔の前では
簡単に命を失ってしまうのものだと考えると人の命のはかなさをいやというほど
思い知らされます。


中村勘三郎さんは非常に明るくインパクトのある方でしたので多くの人の心の中に
生き続けることでしょう。


ご冥福をお祈り申し上げます。


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